スポーツについて考える

日本のスポーツ界を発展させていきたい。そのためにはどうしたら良いのかを色々な角度から検証してみたい。

スポーツ業界、自分がやりたい事を見つける4つの方法

前回は、スポーツ業界に入るために、最初にすべきことは、知る事だとお伝えしました。

業界の事を知る方法は比較的簡単です。書籍を読む、インターネットで情報収集、セミナーに参加する、業界の人から直接話を聞く。後は、学校に行くというのもあります。専門学校、大学、大学院、海外留学など。インターンやアルバイトなどで、実際に体験するという選択肢もあります。

ただし、上記の行動が就職に繋がるかというと、そうとは限りません。上記の行動を取りつつ、

じゃあ、自分が何をしたいのか

を考えなければいけません。以前から述べているように、ここが最も欠けている部分であり、最も重要な部分です。

Jクラブで働きたい → 入って何がしたいのか? なぜJクラブなのか?
代理人になりたい → アスリートを取り巻く現状の課題は何か?その中でどんな取り組みをしたいのか?
子どもたちにスポーツを教えたい → どういう形で? 子どもたちを取り巻く環境は? どんなことを教えたいの?

など、それをしたい理由を深く考えて行く必要があると思います。それでは、自分がやりたい事を知るアプローチ方法を4つご提案させて頂きます。このそれぞれのアプローチを単独で考えるのではなく、それぞれの組み合わせで、自分がしたことが見えてくるのではないかと思っています。

自分が本当にしたい事を知る4つの方法

① スポーツの価値とは何か?から入る

② スポーツ業界の問題点とは何か?から入る

③ スポーツと社会の接点、から入る

④ 自分が出来る事で貢献出来る事、から入る

では、この4つを一つ一つ説明していきましょう。

つづく


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スポーツ業界を目指す方、まず最初にすべきこと

就職をしよう、転職をしよう、となった時に、重要になってくるのは志望動機です。当然です。何をいまさらと思われるかもしれません。しかし、びっくりするほど、この志望動機をまっとうに話せる人が少ないです。ただし、この志望動機をしっかり持っている人は、受かって行く可能性が非常に高いです。という事は、しっかりとした志望動機を語れれば、業界は一気に近づくという事になります。

前にも書いたかもしれませんが、スポーツ業界を目指す方の志望動機で一番多いのは「スポーツが好きだから」「スポーツをずっとやってきたから」というものです。

例えばですが、ソフトバンクユーザーの方がいて、ソフトバンクのブランドのファンで、どうせ働くなら好きなソフトバンクで働きたいと思った方がいたとしましょう。志望理由は「私はずっとソフトバンクを利用してきて、あのCMも大好きなので、ソフトバンクで働きたいんです」というものだったしましょう。面接で、「で、IT業界の今後についてどう思いますか?」という問いに対して「私はITに対しては素人です。それについては働きながら勉強します!」という方が、受かると思いますか?冷静に考えてまず無理ですね。

でも、スポーツ業界を目指そうという方にこういう方があまりに多いです。この本を書こうと思ったきっかけもそこにあります。

なぜ、そうなるのでしょうか?それは知らないからだと思います。スポーツビジネスの構造、スポーツ業界の現状、スポーツ業界の問題点、スポーツ業界で求められている人材、について知らないからです。そしてなにより、自分自身が本当に何をしたいのかを知らないからです。

何かをやろう!と思った時に、一番重要な事は「行動」です。これに異論がある方はいないでしょう。しかし、この行動の方向性が成功出来るか、出来ないかの分かれ道になりそうです。

スポーツ業界で働きたい!と思って、直ぐに「就職活動」をする。これはこれで、悪くないと思いますが、まずは、「知る」という行動を起こしてみてはどうでしょうか?

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「やりたい!」という気持ちと採用側が「求めているもの」のギャップ

スポーツが大好き、どうせなら好きなスポーツで仕事がしたい!という方を多く見てきました。

この方々の中で、片っ端からネット検索などで「求人情報」を探し出し、エントリーしている方々をお見受けします。これはこれで、悪くないし、一つの方法だと思います。

ただし、注意が必要です。重要になってくるのは、先方企業が「どんな人材を求めているのか」という事を知る事です。

営業募集、マーケティング担当者募集、イベント運営スタッフ募集、Web編集者募集

それぞれに違った職種ですし、違った能力が求められています。そんな中、スポーツなら何でも良い、とにかく履歴書を出そう、という人が多くいらっしゃるような気がします。この方々の言い分は、「スポーツが大好きです。やる気はあります。何でも勉強します」というものです。「やる気」や「情熱」はある意味、あって当たり前です。その先に何が出来るのかが重要になってくると思います。

この辺理解せず、応募して、やっぱりだめか、スポーツ業界はハードルが高い、と思っている人が結構いるのではないかと思っています。

ここはもう考え方ですが、考え方を変えない限り、採用されるのは難しいと思います。その辺のアプローチの仕方を本書では解説していきたいと思っています。

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スポーツ業界新卒求人が少ないわけ

さあ、書籍発行に向けて、行きます!!

今日のテーマはスポーツ業界の新卒求人に関してです。何をもってスポーツ業界というか、というのも難しいところですが、スポーツ業界で新卒の求人ある業種と言えば、

メーカー、小売り、一部スクールコーチ、体育教師くらいではないでしょうか?

なぜか?それは、日本では基本的にはスポーツがビジネスとして成り立っていない、或いは、ビジネスとして捉えられていないからではないかと思っています。その理由は幾つかあります。

① スポーツ=体育であるため
② 企業スポーツだから

この辺の詳細についてはまた別途書きます。

この前の項でも書きましたが、スポーツがビジネスとして成り立っていなければ雇用が創出されれるはずもありません。そして、その中で頑張っている企業があったとしても、本当に小さなビジネスしか出来ずに、人を雇い入れることが難しい訳です。

では、そんな中小企業がもし、採用したいと思ったらどんな人を採用しますか?当然、「即戦力」です。これらの企業には給料を払って、人に教える余裕がないのです。

私は零細企業の取締役ですので、大企業は本当に凄いなと思います。毎年何十人、何百人という大学生を受け入れて、研修して・・・学生にとってそれはもしかしたら当然と思っているかもしれませんが、これは本当に凄い事だという事を忘れてはいけません。スポーツ業界にはまだこの体力がありません。

では、学生に関して、スポーツ業界で働きたい人はどうすれば良いのか?そこが本書の肝となってきます。


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スポーツ業界「求人」が表に出ないわけ

またまた、ブログの更新が滞ってました。最近また、痛切に、書籍発行の必要性を感じているので、先を急ぎます。

よく「スポーツ業界の求人は表にでないよね」と言われています。これは、当たっていると思います。しかし、ここで勘違いしてはいけません。

求人が表に出ていない、イコール、人を探していない。

という事ではないという事です。つまり、多くの企業では良い人がいれば雇いたいと思っています。

では、なぜ、求人が表に出ないのでしょうか?

一つは、スポーツ関連企業のほとんどが中小零細企業だからです。(失礼)人を採用するための予算、つまり、リクルートなど大手人材会社に払うお金がないからです。ここを間違ってはいけません。これまでも述べてきたかもしれませんが、スポーツビジネスというと派手なイメージがありますが、実際ビジネスをしていくとなると非常に難しい。また、「レッズ」など、ブランドの認知度としては日本ではトヨタに近いものがあるかもしれませんが、ビジネス規模で行くと50億円(年商)そこそこの会社です。ブランド認知度とビジネス規模が一致していないところが大きいかもしれません。

もう一つは、自社HP(特にチーム)からは良い人材を取りづらいという事が分かってきたからです。チームのHPを見ている人たちは誰でしょうか?もちろん「ファン」です。チームが採用したい人は、営業マンだったり、経理経験のある人だったり、イベント運営の経験がある人で、必ずしもファンである必要はないわけです。また、逆にファンである事が仕事に邪魔になるケースもあります。

皆さんは、マネーボールという映画を見ましたか?ブラッド・ピット主演の映画です。まだの方は絶対見てください。この映画の中で、GMが若いアシスタントに「あいつは首だ、お前伝えて来い」というと、若いアシスタントは「僕には首に出来ません」というシーンがあります。

まさにこの世界観です。ファンの人が入社して、大好きな選手を首に出来るのか?良く考えてみてください。まあ、これは極端な例にしろ、ファンである事と仕事をするという事は全く別次元の話なのです。

では、どの様に人を探しているのか?

答えは簡単、「人づて」です。社員や知り合いに「誰か良い人いない?」と聞いて回ります。これなら採用費用はゼロですみます。

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