2020年までにスポーツを新たな産業の担い手にするためのブログ

日本のスポーツ界を発展させていきたい。そのためにはどうしたら良いのかを色々な角度から検証してみたい。

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子ども達のスポーツ環境に関して

どうも。オリンピック・パラリンピックが東京に来るまで1792日です。

ここ1ヵ月あまりで、途切れ途切れではありますが、子ども達のスポーツ環境について書いて来ました。それを、下記にまとめましたので参考にしてみてください。

http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-category-20.html

このブログで何度も書いていますが、私は少なくとも中学くらいまでは、複数のスポーツが出来る環境、そして試合機会を増やすためのリーグ戦方式の導入を訴えています。

この1カ月余り、一つのスポーツしか出来にくい仕組みのデメリットと、本気の大会がトーナメント方式が多い弊害について書いて来ましたので、興味がある方は、是非上記からご覧ください!





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トーナメント形式のメリット・デメリット:観客・ファン視点

どうも。オリンピック・パラリンピックが東京に来るまで1794日です。

さて、トーナメント形式のメリット・デメリットについて書いて来ましたが、今日は、ファン・観客から見たトーナメント形式について書きたいと思います。ここが一つ見逃されている点だと思っています。

メリット
・1回負けたら終わりという極限の状態の試合を見られるので、エンターテインメントとして楽しい
・大会としては分かりやすい。
・決勝などは特に「最強」が決まるので、特に応援していないチームや個人でも盛り上がれる

デメリット
・自分が応援しているチームや個人の登場回数が少ない可能性がある
・ファンが「望んでいる」対戦が、なかったり、逆に早すぎたりする場合がある

こうして見て行くと、トーナメント形式というのは、いわゆる「消化試合」が少ないので、見ている側からすると非常にエンターテインメント性が高いという事が分かります。

時々ですが、甲子園を擁護する発言の中で、選手もそれを目指しているわけだし、見てる方も感動しているからそれでいいのではないか、という意見を聞きます。

「見ている方も感動する」。それは完全にファン視点です。高校生は見ている人を楽しませるためにプレーしているのでしょうか?もし、そうであれば、プロと何が違うのでしょうか?高校生たちは、大人が作った仕組みの中で一生懸命勝つためにプレーしているだけです。高校生が目指している物は、大人が作り出したゴールであり、決して自分たちが望んでそこを目指しているわけではないという事を忘れてはなりません。

トーナメント形式に関して、書くにあたり、最初に私は、子ども達のスポーツに関しては特に「プレーヤーズファースト」つまり、プレーしている選手の事を考えなければならないと申し上げました。高校生のスポーツでファンや観客のためによりエキサイティングな試合を提供する必要があるのでしょうか?ほとんどの子どもがプロやオリンピック選手になれないという現実を直視し、子ども達の将来の事を考えれば、過度なプレッシャーがかかるトーナメント形式でない選択をしてあげる事が日本のスポーツの発展を考えた上で良いのではないかと強く思っています。

繰り返しになりますが、子ども達はただプレーしたいだけであり、ファンや観客を喜ばせる必要は全くないのです。それはプロの仕事です。一度負けたらおしまいのトーナメント形式はファンを魅了するための仕組みとしては最適ですが、果たして子ども達をこの仕組みに参加させて良いのかどうか、もう一度「プレーヤーズファースト」の観点から見直してみてはどうでしょうか?




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トーナメント形式のメリットデメリット:選手

どうも。オリンピック・パラリンピックが東京に来るまで1797日です。

さて、トーナメント形式を行う上での選手側(子どものスポーツを語る場合は当然子どもですが)のメリット・デメリットを整理したいと思います。

メリット:
少ない開催日数で出来るので、学校の休みなどを利用してトーナメントが出来る

デメリット:
・1試合でも負けたら終わりなので、勝利が優先される。
⇒ 特定の選手が試合に出やすくなる
⇒ 多くの選手が試合に出られない
⇒ 選手に過度の肉体的・精神的負担がかかる

・公式戦の試合数が少なくなってしまう

・敗戦から学び次の試合に活かせない

・半数のチームは1試合しか出来ないので、うまくなるために必要な試合経験がつめない選手が多くなる





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少なくとも12歳までは複数のスポーツをやらせるべき

どうも。オリンピック・パラリンピックが東京に来るまで1798日です。

多くの方がご存知のように、アメリカではシーズン制を用いて、子ども達に1年を通して複数のスポーツをやらせる環境があります。しかし、近年、アメリカでも日本と同じように1年中一つのスポーツに特化してプレーしている子どもが急増している様です。これには、スポーツで大学の奨学金を得たいと考える子どもや親が早い段階から一つのスポーツに特化して1年中練習しているという背景があるようです。

ところが、アメリカの各スポーツ団体が連名でこの動きに警鐘を鳴らしました。USTA(米テニス協会), NFL, MLB, NHL, NCAA, U.S. Olympic Committee など41のスポーツ団体が連名で、スポーツビジネスジャーナルという媒体に12歳以下で一つの種目に特化させる弊害を説いた広告を載せました。そこにはこの様に書かれています。

multi-sport participation can lead to better performance, less burnout, less social isolation, and, most importantly, more lifelong enjoyment in sports.

複数スポーツに参加する子ども達は、パフォーマンスが向上し、バーンアウトが起こりにくく、社会的孤立が起こりにくく、一番重要な事に生涯を通してスポーツを楽しめる。

Why Kids Shouldn't Specialize in One Sport
http://www.huffingtonpost.com/jennifer-breheny-wallace/why-kids-shouldnt-specialize-in-one-sport_b_7972286.html?utm_hp_ref=tw

上記の記事でこの事が紹介されていますが、近年この分野の研究も進んでいるようで、この記事の中には、

・大学、オリンピックアスリートのほとんどは複数のスポーツを経験して育って来ていた

・マイナーリーガの25%が野球に特化して育ってきた

・8カ月以上一つのスポーツをやっていた子は疲労骨折などの怪我になりやすい

などの研究結果も紹介されています。

この記事の中で、the USTA の chief marketing officer Sue Hunt さんがおっしゃっています。

"Early specialization and winning is really about the parents. The kids just want to have fun."

早い段階での特化や勝利は両親のためである。子ども達はただ楽しみたいだけだ。

前にも書いたが、子どものスポーツに関しては特にアスリートファーストであるべきだと思います。




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トーナメント形式のメリット・デメリット: 運営者側

どうも。オリンピック・パラリンピックが東京に来るまで1800日です。

後、1800日ですね。早い・・・

さて、今日はトーナメント形式のメリット・デメリットを運営者側から考えます。子どものスポーツで言えば、大人ですね。

メリット
・全体の試合数を少なく出来る
⇒ よって、会場確保しやすい、金額的にも安く抑えられる
⇒ 「学校教育」であれば、春休みや夏休みなどのまとまった休みがある時に大会を開催したいので、その期間内で終わらせる事が出来る
⇒ 全国的規模の大会であれば、一度に多くの選手が集まって、終わらせる事が出来るので、旅費負担なども最小限にとどめる事が出来る。

・本当にうまい子を「見つけ出す」仕組み


デメリット
・一度負けたらおしまいの大会のため、子ども達に過度に勝つことを強いてしまう。
・監督・コーチは多くの子どもを公式戦に出すことが難しくなる
・潜在能力を秘めた子を見逃してしまうリスク(1回戦で姿を消したり、うまいのに試合に出てないケースなど)
・選手全体を育てるには不向きなシステム

つづく



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