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2020年までにスポーツを新たな産業の担い手にするためのブログ

日本のスポーツ界を発展させていきたい。そのためにはどうしたら良いのかを色々な角度から検証してみたい。

あるトレーナーとの話

昨日、あるトレーナーさんとお話をさせて頂きました。その中で非常に興味深い意見を頂きましたので、ここで紹介させて頂きます。

① トレーナーはなぜお金を貰う事が出来るのか?

もちろん、「トレーナーの活動によって喜んでもらった対価」という事になります。決して4時間トレーナー活動をしたからその時間分としてお金を貰っているのではない、ということを強調しておられました。これは当たり前の意見でありながら見過ごされがちな事実だと思いました。

最近の学生はこれが分かっていない、技術論を教える前にこういう事を教えないと駄目なのではないかとおっしゃっておりました。

② 現場経験の不足

トレーナーの知識はある程度あるが、それを現場で生かすことが出来ない学生が多いとおっしゃってました。これは、ちゃんとした現場での実地経験がないからです。そもそも、トレーナーとして飯を食っている人が少ないのに、実地の現場経験をさせる場所もない、という構造的な問題です。しかも、現場レベルではまだまだ「育てて行こう」という雰囲気もないようです。

③ 自分達で切り開いていこうという意識

トレーナーの仕事が無いという前に、自分達で切り開いて行く意識が必要だとおっしゃっていました。とかく、トレーナーは「技術論」に走りがちです。しかし、「技術」と同じくらい重要なのはこの「技術」を「売るノウハウ」です。いかに優れた「技術」を持っていてもそれを「売れ」なければ生活していく事が出来ません。

これは今のスポーツ界の縮図ですね。とかく、スポーツが好きな人は、「スポーツは素晴らしい!!」、何でこんな素晴らしい物が普及しないのか?と言っているような気がします。もっともっと色々な方法を試してその素晴らしいスポーツを普及しようではありませんか!!

③ 目標

トレーナーとしての目標の話ですが、多くの学生が「トレーナーになりたい!!」と思っているが、なってからの「先」を語れない、というお話をしておりました。

これは私も同じような経験があります。「スポーツ業界に入りたい!!」という方は多くいらっしゃいますが、じゃあ、スポーツ業界に入ってどんことをするの?という問いに答えられる人は少ないと思います。もちろん「スポーツ業界に入りたい!!」という目標自体を否定するつもりはありませんし、入ってからその先を見つける方もいらっしゃるでしょうが。

④ 異業種との交流

トレーナーというのは狭い世界の中で生きているので、視野が狭くなっている。それでは、トレーナーの業界の発展は望めないのではないか、という、お話をしておりました。

これはまさに、今、私がスポーツ業界で思っている事です。スポーツ業界の人間だけがスポーツを盛上げようとしても限界があると、最近つくづく感じています。現在は多くの異業種の方々との交流を持つように心がけています。

とまあ、トレーナーというスポーツの中でも少し違う世界で生きている方も私と同じような事を考えいるのかと感銘を受けたので、簡単ではありますが、ご紹介させて頂きました。



テーマ:スポーツビジネス&スポーツ文化 - ジャンル:スポーツ

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