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2020年までにスポーツを新たな産業の担い手にするためのブログ

日本のスポーツ界を発展させていきたい。そのためにはどうしたら良いのかを色々な角度から検証してみたい。

オリンピック雑感

メルマガ、発行記念と致しまして、第1号メルマガに載せました、「オリンピック雑感」をこのブログで紹介させて頂きます!

河島徳基のスポーツ業界の歩き方
【価格】525円/月(1配信あたり約262円)
【発行周期】毎月 第2火曜日・第4火曜日(年末年始を除く)

http://www.mag2.com/m/0001564771.html

第1号
目次:
1 スポーツ業界の歩き方 ~原体験 その1~
2 オリンピック雑感
3 編集後記
4 Q&Aに関して

■ オリンピック雑感

約2週間にわたって繰り広げられた4年に1度の祭典、オリンピックが終わりました。寝不足が続いた読者も多いのではないでしょうか?スポーツ業界の端くれにいるものとして一応、このロンドンオリンピックで感じたことを書いておきたいと思います。

このオリンピックで一番感じたことは、過去のオリンピックで一部選手から漂っていた「悲壮感」があまり感じられなかったという事です。多くの選手が五輪を心底楽しんでいたように思います。今までの苦労の結果、この大舞台に立てた喜びを噛み締め、自分は選ばれし者で、選ばれた者同士リスペクトしあい、さらに、選ばれなかった無数のアスリートの人たちの分も戦っているという雰囲気があったように思います。

また、更に、その競技に関わった先輩アスリートへの感謝の念のようなものも随所に感じられました。先輩アスリートや多くの関係者が作ってくれた道があったからこそ、自分たちも今この場所に立てているという意識が少なからずあったように思います。

悲壮感がなかったのは、メディアの報道にも影響されていたように思います。事前の取り上げられ方の中でそれほど過剰に「金・金・金」と言われてなかったように思います。(私自身がそういう報道を拒絶して、たまたま目にしなかったのかもしれませんが、実際にはあったのかもしれません)もしこれが真実なら、各競技において日本がどんな立場にいるかを客観的にとらえて、日本の真の実力を把握したうえでの報道という事になり、メディアの成長を感じます。

「国のため」というよりは、本人も含めて家族や仲間といった、比較的身近な人たちのために戦った感が強かった日本選手団。それでも、結果的には、38個というオリンピック最多のメダルを獲得し、日本に感動、勇気、元気を与えてくれたわけです。この結果は、アスリートも、伝える側も、観る側も含めて、日本のスポーツ文化が多少成熟してきた証ではないかと勝手に思っています。

さらに、このオリンピックでの日本選手団の活躍には、今後の日本をより良くしていくためのヒントが隠されているような気がしています。

昨年の震災後、アスリートを含め、多くの若者が日本のために何かをしたいという想いを抱きながら、「自分に一体何が出来るのか?」という問いにさなまされてきました。今回のオリンピックで多くのアスリートがその解を示してくれました。それは、「自分たちが出来る事・やるべきことをしっかりやって、結果を出す事」です。

私達一般人は、速く泳いだり、速く走ったり、高く跳んだり、ゴールを決めたり、美しく体を動かしたりする事は出来ません。でも、何かで、それがほんの些細な事でも、必ず社会に貢献出来るはずです。それらの積み重ねが、これからの日本をもっともっと住みやすい世の中に変えていく原動力になるのではないかと思っています。オリンピアンの様に大きなことをする必要はないのです。オリンピアンとて、自分が出来る事・得意な事を頑張ってやっているにすぎません。日本・世界に横たわる大きな問題や悲しみをただ憂いるだけでなく、私達日本人ひとりひとりが目の前にある「出来る事」を一個一個しっかりと片づけて行くことが世界を変えて行く原動力になるのでは、と今回のオリンピック日本代表団から教わった様な気がします。

選手の皆様、本当にお疲れ様でした!




こんな感じで、月2回書いていきたいと思いますので、是非、ご購読よろしくお願いいたします!

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テーマ:スポーツビジネス&スポーツ文化 - ジャンル:スポーツ

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