今日は書籍紹介です!全6巻ですが、是非読んでみてください。家族がいない人は旅に出てしまうかもしれません。若いうちの旅は絶対しておいたほうが良いと思えるシリーズです。
深夜特急:沢木耕太郎
40過ぎてから読みましたが、幾つか発見がありました。
・終わりの場所や日時を明確に決めない旅には私は出た事がない。いや、唯一あるとすれば、それは人生という旅か。
・旅を通してすれ違う若者を通して描かれている倦怠感、自分もそっちの世界に足を踏み入れてしまうのではないかという恐怖感、私はその様な経験を今までしたことがなかった。旅を続けている人は「好奇心」が常にあるものとばかり思っていたが、その好奇心がなくなってしまう旅人の危うさが存在していることに驚いた。
・人間というものは贅沢なものかもしれないが、日常生活では締切やゴールが設定されている事から逃げたくなるものであるが、いざ、締切やゴール設定がなくなると途端に危うい世界に進んでいくのかもしれないと再認識。これは老後問題とも密接に関連しているかもしれない。
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