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日本一やさしいプロスポーツビジネスの仕組み解説(10):無料チケットを配ってはいけない理由

どうも。オリンピック・パラリンピックが東京に来るまで1687日です。

さて、このシリーズ、プロスポーツビジネスにおける4大収入の一つチケットについて書いていましたので、その続きをお届けします。

前回まで
http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-category-21.html

前にも書きましたが、チケット収入の総額は

売れた枚数 × 単価

になります。皆様もチケットをタダで配って一度会場に足を運んでもらおうという戦略を一度は耳にしたことがあるかもしれません。しかし、上の公式の単価のところにゼロを入れてみてください。チケットをタダで配って一杯お客さんが来たとしても収入はゼロ円です。

近年のスポーツビジネスの傾向としては、海外も国内も、いかに客単価を上げるかという事が重要視されています。自分たちの大事な商品である「試合」をタダで見せるというのは、自分たちで自分たちに価値がないと宣伝しているようなものです。これではビジネスとして立ち行かなくなるのは明らかです。招待券を完全に否定しているわけでもありません。ただ、戦略的に使いたいものです。

そして、今シーズン、招待券をたくさん配って集客していたことで知られるアルビレックス新潟がタダチケットの廃止に踏み切りました。

J1新潟、招待券廃止で勝負 集客減「今は我慢」
http://digital.asahi.com/articles/ASH3V6RH6H3VUTQP022.html?_requesturl=articles%2FASH3V6RH6H3VUTQP022.html&rm=456

その結果はどうなったのでしょうか?

総入場者数 
2014年 390,648人
2015年 372,908人

1試合平均入場者数
2014年 22,980人
2015年 21,936人

両方とも多少ですが、前年度比マイナスになっています。上記の記事にも載っていますが、今は我慢の時です。来年以降のアルビの集客に注目です。




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