2020年までにスポーツを新たな産業の担い手にするためのブログ

日本のスポーツ界を発展させていきたい。そのためにはどうしたら良いのかを色々な角度から検証してみたい。

Bリーグ開幕によってもたらされるアリーナ建設のインパクト

男子バスケは残念ながらリオオリンピック出場はかないませんでした。しかし、下を向いてばかりはいられません。この秋から紆余曲折色々とありながら、新しいバスケットボールのリーグ、Bリーグが始まります。この出来事は、プロ野球、Jリーグに続いて第3のプロスポーツが誕生するという、我が国のスポーツの歴史において、大きな転換点になる出来事となるでしょう。しかも、屋内スポーツでは初めてのプロリーグとなります。

今日はBリーグ開幕によるインパクトの中でも「アリーナ建設」に絞って書きたいと思います。

ご存知のように、川淵さんは各チームのリーグへの参入に際し、5,000人規模のアリーナの建設を約束させています。つまり、この10年以内に日本各地に10を超えるアリーナが建設される予定になっているという事です。まず、ここで新設される予定の「アリーナ」と従来バスケットボールが行われて来た「体育施設」の違いを簡単に復習しておきます。

従来の「体育施設」は主に「する」人向けの施設で、様々なスポーツが出来るように設計されていました。これらの施設はあくまでもスポーツを「する」ために建設されているので、「観る」には適さない施設となっています。

一方で、これから全国に造られるであろう、「アリーナ」は主に「観る」用に建設されます。観客席もより見やすくなるでしょうし、様々なエンターテインメント的な演出が出来るようなものが建てられると想像されます。

造る過程では当然、費用の問題、場所の問題、どの様なものを建てるのか、運用は誰がどのように行うのかなど色々な議論をしていかなければなりません。その議論の先に、全国に地域のシンボルとなる、素晴らしいアリーナが幾つも造られる未来を想像するとワクワクしてきます。

建築後ですが、現状Bリーグはレギュラーシーズン60試合ですので、単純計算で、ホームアリーナで30試合を行う事になります。ここで問題になってくるのが、残りの年間335日を何に使うのかという事です。当然、コンサートや催事、その他イベントを行う事を想定していると思います。ここでチャンスになってくるのが、他の屋内スポーツ競技です。女子バスケ、フットサル、バレーボール、バドミントン、卓球、セパタクロー、体操、柔道その他格闘技などです。これらの競技もエンターテイメント性を高めてプレーできる環境が全国に出来るのです。地方都市に良質なスポーツエンターテインメントを届けられるチャンスがやってくるのです。

スポーツ産業を現在の5兆円規模から2025年に15兆円規模にしようという政府の試算を達成するためにも、このアリーナ建設と各競技団体の動きは非常に重要になってきます。Bリーグ開幕が日本のスポーツ産業の活性化のための、ハードとソフトの充実のための第一弾ロケットになってもらって、そこからさらに第2弾、第3弾ロケットを噴射出来るようにスポーツ業界全体で前進出来ればと思います。




スポーツの求人やセミナー情報満載!SPORTS JOB NETWORK

著書:「スポーツ業界の歩き方」も好評発売中!】



スポンサーサイト

テーマ:スポーツビジネス&スポーツ文化 - ジャンル:スポーツ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://norimoto.blog46.fc2.com/tb.php/1491-5a7f6b75
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad