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2020年までにスポーツを新たな産業の担い手にするためのブログ

日本のスポーツ界を発展させていきたい。そのためにはどうしたら良いのかを色々な角度から検証してみたい。

スポーツ業界に飛び込むリスクとどう向き合うか

ここ最近モヤモヤしている事を書きます。

まず、スポーツ産業の規模を簡単に説明しておきます。良く出ている数字なのでご存知の方も多いかと思います。2016年約5.5挑円、それを政府は2025年までに15兆円にしようという目標を立てています。2020もありますし、成長産業として捉えられているのは間違いありません。スポーツが15兆円産業になるためには人材が必要です。実際に人材ビジネスをやっていてここに難しさを強く感じています。

過去のスポーツ業界の人材事情について簡単に書きます。スポーツ業界にはお金がありませんでした。したがって、給与も安く、ブラックです。しかし、業界で働きたいという人はまあまあいたので、業界側の「甘え」もあり、「楽しい仕事だから安い給与で頑張れ」というような体質でした。良い人材が集まりにくい状況なので、事業自体を拡大していくのに苦労していました。ところが、3年くらい前から、「やはり人材にお金を払わないと良くなっていかない」という認識が少しづつ共有され始め、多少の改善がみられるようになりました。私が扱う求人もここ数年多少は条件が良くなってきました。

ところが世の中が未曾有の人手不足になってきました。特に日本全体で若い良い人材を取り合っています。企業からしたら良い人材に辞めて欲しくないので給与などの条件面が良くなってきています。加えて「働き方改革」という言葉が出てきて、より良い環境で働ける選択肢が増えてきました。良いことでは決してありませんが、スポーツ業界はまだ業界として未成熟な部分があるので、労働環境の整備は遅れがちです。スポーツ業界が必要としている「業界を改革出来るような人材」を採用するには余計にコストがかかるようになってきたのです。

一方でスポーツ業界を目指す人材側から見てみると、現状本当にやりたい事をしているわけではないがそれなりに楽しく働いていて、給与などの条件面も悪くなく、休みも取れている状況の中、スポーツ業界への道を模索しています。スポーツ関連企業と接触し、自分に何かできそうだし、面白そうだし、将来性も感じるが、いかんせん、提示条件が現状のものと離れています。私からみれば、スポーツ企業側の提示は決して低いものではないと思います。ただ言える事は、明らかにスポーツ業界に飛び込むにはなにがしかのリスクを取らなければならないということです。現状、このリスクを取ってまでもスポーツ業界に飛び込みたい、という人材を探すのが私の役割となっています。

新しく面白いことをやる、自分がやりたい事を突き詰める、新しい産業を作る、そんな事をしたければ、多少なりともリスクを取る必要があると私は個人的には思います。一方で、スポーツ産業をより良くして、優秀な人材をリスクなく迎え入れる産業に成長させていかなければなりません。

この観点で言えば、フェンシング協会が副業で協会で働ける人材を募集したのは一つの解答なのかもしれません。働く方のリスクはほとんどありません。協会としても優秀な人の頭脳をお借り出来ます。私も一時期、NPO法人二枚目の名刺という団体とお話をさせて頂いて何か出来ないかと模索した時期もありました。ここはもう一度トライしてみようかなと思っています。

ここ最近で言えば、新潟の遠藤涼介さんが普通に働きながらスポーツビジネスセミナーを主催した例もあります。私のサロンに参加して頂いている方も、普通に仕事をしながら日本アンプティサッカー協会の手伝いをしています。人生のリスクを取らずに自分たちの出来る範囲で出来る事をやるという選択肢も存在しています。一方で、このやり方は今までの日本のスポーツ界でも取られてきた手法です。いわゆるボランティアによる運営です。この運営方法が限界に来ているのは明らかです。

Bリーグ事務局長葦原さんの著書「稼ぐがすべて」ではないですが、スポーツ界として稼いで、中の人達もリスクがなくハッピーになるような循環を作らなければなりません。


私の主催するサロンもあります。スポーツビジネスについて議論したい方やヒントを得たい方は是非サロンへの参加をご検討下さい。

日本一やさしいスポーツビジネス
https://lounge.dmm.com/detail/795/

サロンでお会いしましょう!




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