しかし、本当にスポーツ「業界」なるものは存在しているのでしょうか?私にも正直分かりません。ただし、一つ確実にいえる事があります。それを、我々が創っていかなければならない、ということです。
私はこの仕事をしているので、数多くの学生とお話をさせて頂く機会があります。そんな中から、ここからはある遠方に住んでいらっしゃる学生さんとメールでやり取りさせて頂いた内容を本人にも承諾頂いて、紹介させて頂きます。
まず始めに、以前に私はこのブログでスポーツ界を目指す学生に対してメッセージを書いておりますので、こちらを読んでからこの先を読んで下さい。
http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-entry-56.html
http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-entry-58.html
私:
将来的にスポーツ界でどの様な仕事をしてみたいと思っておられますか?
学生:
私が興味のある仕事はやはりサッカー選手のサポートやチームの中で働くことです。それと、以前開催された「第12回SPORTS JOBへの道」で講師としていらした、秋江さんのようなサッカーの大会などを運営していくような仕事にも興味があります。実際この業界は狭き門だと聞き、特にチームなどで働くことに関しても、アルバイトなどをしていて、人脈でもない限り難しいというのも聞きました。また、女性がチーム等で働いているのかも気になります。
私:
スポーツ業界で活躍されている女性の方は多くいらっしゃいます。
難しいかもしれませんが、「スポーツ界で働きたい」という目標ではなく「スポーツ業界に入ってどんな事がしたいのか」という目標を持つ事が大切だと思います。スポーツ業界に入って何をしたいかが分かってくると、それに向けて今自分がしなければならない事が分かってくると思います。
学生:
(上記ブログを読んだ上で)ブログ読ませていただきました。スポーツ業界が実際は泥臭い仕事ばかりであること。そういった現実を覚悟はしていたつもりでしたが、やはり私の考えている以上に厳しいものなのだと思い直しました。
また、長時間労働・低収入ということについては、前回の秋江氏のセミナーの時に知りました。このことは、私にとってかなり衝撃的で、セミナー後数日間悩みました。ですが、それでもこの業界でやってみたいと思いました。私が覚悟している以上に現実は厳しいと思いますが、やはりやってみたいと思いました。
その上で、河島様のおっしゃっていた、「スポーツ業界に入ってどんな仕事がしたいのか」について考えてみました。実は今まで具体的に考えていなかったので、今思ったことを書きます。
私はサッカーを地域に根付かせていきたいと思いました。サッカーチームを地域で盛り上げていくことに関して、J1のチームがあるところはどういう状況なのか分かりません。強いチームがあるところは、地域の人々とチームが一体となっているのかもしれません。
ですが、私の住んでいる地域では強い高校があり、毎年全国高校サッカーでは地域全体で盛り上がりますが、クラブチームの方はまだまだ地域に根付いているとは言えない状況です。
まだまだ具体的には言えていないと思いますが、こういう考えでスポーツ業界を目指していてもいいでしょうか?
私:
上記、質問に対する私の意見です。
まず、目指す事は非常に素晴らしい事だと思います。目指すという事はそれに向かって一日一日少しずつでも前進していく事です。目標に向かって、今日一日何が出来るかを考えないといけないと思います。
では、今出来る事は何か?下記の質問に答えてください。
> 私はサッカーを地域に根付かせていきたいと思いました。
どうやって?
> ですが、私の住んでいる地域では強い高校があり、毎年全国高校サッカーでは地域全体で盛り上がりますが、クラブチームの方はまだまだ地域に根付いているとは言えない状況です。
なぜ?自分ならどうする?
これらの答えが分かってくれば、必然的に「今やるべき事」が見えてくるのではないでしょうか?これらの答えが分からなければ、それに答える事が今やるべき事ではないでしょうか?
答えになっているか分かりませんが、良く考えてみてください。
学生:
やはりまだ私は漠然とした感じでしか、スポーツビジネスを考えていなかったのかもしれません。
河島様の質問に対しての答えがどうしてもまだはっきりと出てきませんでした。
やはり、この質問に答える事が今やるべき事なのかもしれません。
もう少し時間がかかるかもしれませんが、考えてみたいと思います。
【つづく】
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