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日本のスポーツ界を発展させていきたい。そのためにはどうしたら良いのかを色々な角度から検証してみたい。

残念なプロ野球選手会セカンドキャリア支援の内容

おはようございます!オリンピック・パラリンピックが東京に来るまで2056日です!

断言しましょう。この試みは絶対にうまくいかないです。昨日、一般社団法人日本プロ野球選手会がセカンドキャリア支援サービスを始めるというニュースが出ました。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/12/05/kiji/K20141205009402060.html

まず、選手会がこの様な動きをする事自体は評価に値します。ただ、このやり方では絶対うまくいきません。そう思う理由については、ゆっくりと語って行きたいのですが、今回は、この動きに関する違和感を書きたいと思います。

皆さんは、NPB(一般社団法人日本野球機構)にセカンドキャリア支援の部署があるのをご存知ですか?ただし、現状、これがうまく機能しているとは言えません。今回の選手会の動きは報道で見る限り、この元々あるNPBのキャリアサポート支援との連携があるようには見えませんでした。つまり、プロ野球界の中に二つの別々のキャリアサポートの仕組みが出来たという事です。

既存のサポートシステムがうまく行っていないと感じたから選手会が独自に新しい仕組みを作ったのでしょうが、では、「なぜ、うまくいかなかったのか?」の検証を行ったのでしょうか?今回の新しい仕組みを見る限り、その検証がなされたとは到底思えません。せっかく、今までNPBがやってきたものがあるのであれば、その上に積み上げるような事がなぜ出来なかったのでしょうか?これは残念でなりません。

そして、今までスポーツ業界の中でこの問題に対しての失敗例が多くありますが、これらの失敗例から学び取った形跡も全くありません。JOCとインテリジェンス、Jリーグとリクルート、パソナと、大手の人材会社がこの問題に取り組んで失敗しています。なぜ、これらの失敗から学ばなかったのか?

今回の選手会の仕組みは、ネット上に求人が出ていて、選手がそれを見て、興味があるものにエントリーするという仕組みだと思います。ものすごくシンプルで単純な仕組みです。でも、これは今までやってきた試みとほとんど変わりません。単純に「こんな仕事あるよ、どう?」では駄目だという事は、この10年余りのスポーツ業界の試みで分かって来ているはずです。なぜそれを繰り返すのか?今回の発表は本当に残念でなりません。

次回以降、なぜ、この仕組みでは駄目なのか、アスリートのセカンドキャリア問題について掘り下げてみたいと思います。



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