FC2ブログ

2020年までにスポーツを新たな産業の担い手にするためのブログ

日本のスポーツ界を発展させていきたい。そのためにはどうしたら良いのかを色々な角度から検証してみたい。

日本スポーツ界のセカンドキャリアに対する取組のまとめ

おはようございます!オリンピック・パラリンピックが東京に来るまで2053日です!

ここ数回、セカンドキャリアについて書いていますので、その続きをお届けします。

「残念なプロ野球選手会セカンドキャリア支援の内容」の中でも書きましたが、今までスポーツ業界が行ってきたセカンドキャリアへの取り組みはことごとく失敗に終わって来ています。その辺りを簡単に振り返っておきましょう。

一番、最初にこの問題に取り組んだのはJリーグです。Jリーグは2002年4月にJリーグキャリアサポートセンターを設立しました。この活動はリクルートがバックについての活動となりました。

https://www.j-league.or.jp/csc/about/

上記がHPとなりますが、ご覧頂ければ分かる通り、2012年11月30日が最後の更新になっています。この活動の中心的役割を担った、八田茂さんのプロフィールを見ると、Jリーグと関わった期間が2013年3月で終了しています。現在はこちらの活動はあまり動きがないとみて間違いないでしょう。

続いて、JOCとインテリジェンスの取り組みをご紹介します。こちらも人材ビジネスのインテリジェンスが2005年8月22日~2008年12月31日までJOCのオフィシャルスポンサーとなっています。2008年以降、この契約が継続されている形跡はありませんので、これも長くは続かなかったのでしょう。現在、JOCのHPにはそれらしい活動内容は載っていません。ちなみに、JOCは2010年10月より、「アスナビ」という活動を始めています。こちらは、現役アスリートと企業を結びつけて競技をする環境を整えようという活動で、引退後とは少し趣旨が違っています。

http://www.inte.co.jp/news/2005/20050901.html

同じく、人材紹介会社のパソナは、2005年6月に八鍬美由紀さんが代表を務めるパソナスポーツメイトを立ち上げました。こちらの活動は、前出の2社とは違い、スポーツ業界のどことも特に手を組まず、独自にアスリートや元アスリートを登録させて、ニーズのある企業とマッチングする仕組みです。以前にこの会社の方とお話をさせて頂いた時に興味深かった概念が、「ダブルキャリア」という考え方です。つまり、セカンドでは遅すぎる、現役時代からしっかりと引退後を見据えて活動しなければならないという考え方です。この取り組みは、上記2社の取組とは少し違っていて、単に仕事を紹介しますよ、という体ではなかったように思います。しかし、こちらの活動も、現在はほとんど機能していないようです。HPを見る限り、会社という形態は既にとっておらず、一部署になっているのではないでしょうか?

http://www.pasona.co.jp/psm/

最後にプロ野球の取り組みについてお伝えします。前々回のこのテーマで書いたブログの中でもご紹介しましたが、2007年から、NPBにもセカンドキャリアの部署があります。こちらもリクルートとの取組です。こちらは担当の手塚康二氏一人で活動を続けています。

このように2002年以降、人材企業が中心となってこの活動に取り組んで来ましたが、あまり目立った成果を出せていないのが現状です。では、なぜこの活動がうまくいかないのか、そして、どうしたらうまくいくのかを次回以降で考えてみたいと思います。



【著書:「スポーツ業界の歩き方」も好評発売中!】

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://norimoto.blog46.fc2.com/tb.php/931-9b256b28
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)