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2020年までにスポーツを新たな産業の担い手にするためのブログ

日本のスポーツ界を発展させていきたい。そのためにはどうしたら良いのかを色々な角度から検証してみたい。

ある学生とのやり取り:Part5

昨日からの続きです。

http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-entry-344.html

まさに彼女が指摘しているように、現状ではスポーツ業界では「即戦力」を探しています。一部のスポーツ関連企業をのぞいて、新卒で採用しているところはほとんどありません。この事に関して、私は過去のブログやセミナーなどで繰り返し述べています。

http://norimoto.blog46.fc2.com/category9-0.html

そして、この事に対するアドバイスも、上記のブログ等で何度もお伝えしていると思いますが、「一旦普通に社会に出て、色々なスキルを身に付けましょう」という事です。(先日の第15回SPORTS JOBへの道の講師の方も同じ事をおっしゃっておりました。)メールのやり取りをさせて頂いているこの彼女は実際にスポーツ業界で働いている方を見つけ出して、訪ねて行って、私が言っている事を直接聞いて実感したようです。そういう意味でも学生時代に、このメールに登場するクラブ関係者のおっしゃっている様に、色々な人の意見を直接会って聞くことは非常に大切な事なのではないでしょか。

「では、どういうところに就職すれば良いのか?」というのが次に来る質問です。これも前にも述べていますが、「スポーツ業界に入って何がしたいのか?」という事によると思います。これは学生には非常に難しい質問かもしれませんが、ただ単に「スポーツで仕事がしたい!!」ではなく、そこに入って何がしたいのか?ということが明確であればあるほど、今自分が何をすべきかが見えてくるのではないでしょうか?

このメールの彼女は

「このたびは、河島様にアドバイスを頂きながら、活動していましたが、結果として、現在志望するスポーツビジネスの世界は、一時断念という形になってしまいました。河島様には、色々とアドバイスを頂いていたのに、こういう形になって申し訳ないです!」

という事を書いておりますが、全く申し訳なくありません。逆に、自分で行動してそれに気付いたのであれば、素晴らしい事だと思います。何となくでも自分の方向性が見えた事により、就職活動もしやすくなったのではないでしょうか。

学生の皆さん、焦ってはいけません。必ずしも新卒でスポーツ業界に入る必要はありません。「自分はスポーツ業界で何がしたいのか?」じっくり腰を落ち着かせて、考え、今出来る事から少しずつでもはじめましょう!!

テーマ:スポーツビジネス&スポーツ文化 - ジャンル:スポーツ

ある学生とのやり取り:Part4

過去にあるスポーツ業界を目指す学生とのメールでのやり取りを3回紹介させて頂いておりました。今回、また彼女から連絡がありましたので続きを報告させて頂ければと思います。尚、過去のやり取りは下記の通りです。

Part1: http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-entry-275.html
Part2: http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-entry-276.html
Part3: http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-entry-295.html

以下は彼女からの最近のメールの内容です。

地元のクラブチームの方へ行ってきました。地域リーグについて色々とお話を聞いてきました。

地方のクラブチームが大きくなるためには、県(行政)の協力が必要だということを知りました。そのためには、チームの将来性やビジョンを伝えなければいけない。クラブの発展が地域の発展にも貢献するということをPRしなければいけないということなどを知り、クラブの運営の難しさを感じました。

他にも、クラブが取り組んでいる、地域貢献事業や育成事業などについても教えていただきました。

そして、求人に関してもお聞きしました。クラブの運営において、人材が必要ではあるけれど、「即戦力」でなければならないと知りました。当日お話をしていただいた方も、元々イベント会社に勤めていたところ、声を掛けていただいたそうです。

私自身、分かってはいましたが、やはり今の私ではクラブチームで働きたくても、何も役に立つことが出来ないということです。クラブの人事の方と話した後、自分はどうすべきなのか悩みました。考えた結果、やはり「スポーツの発展に貢献したい」という想いがあるため、この夢は諦めたくないと感じました。しかし、私も働くのであれば、絶対に現場で役に立つ人間になりたいと思います。それは、現在の私では能力が足りないという事です。ならば、何も新卒でなくても、キャリアを積んでからその道を目指してみようと考えました。

現在、私は就職活動をしています。今回の経験から、スポーツマネジメントにこだわらず、キャリアアップの面で企業を探しています。

このたびは、河島様にアドバイスを頂きながら、活動していましたが、結果として、現在志望するスポーツビジネスの世界は、一時断念という形になってしまいました。河島様には、色々とアドバイスを頂いていたのに、こういう形になって申し訳ないです!

ですが、私はまだまだ夢を諦めたわけではありません!クラブの人事の方にも、「今、急にスポーツビジネスについて勉強できなくても、学生時代だからこそ出来ることをしていけば良い。例えば、今回のように関係者に会って、人脈を作っていくことなどをしていくことはとても良い」と言って頂きました。

私は今出来ることを、少しずつしていこうと思います。今後も、SJNの主催するセミナー等にも参加していきたいと思います。そして、自分のキャリアを上げてから、再び自分を売り込んでいきたいと思いました。

以上が彼女からのメールです。

長くなったので、これについての私の考えなどは明日、書きます。お楽しみに!!

(続く)

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嬉しい報告:ある学生とのやり取り PART3

以前このブログで、あるスポーツ業界を目指す学生とのメールのやり取りをご紹介しました。(下記、参照)

http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-entry-275.html
http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-entry-276.html

この学生からつい先日、嬉しい報告がありました。近隣のJリーグを目指すチームの運営会社に手紙を送ったところ、返信があり、会ってお話をしてもらえる事になったそうです。行動してみると、意外と展開が開けるものですね。いくら私が「行動しろ」とアドバイスを送ったところで、本人が行動しなければどうしようもありません。漠然とスポーツ業界に入りたいと思っていた状態から、一歩でも前に踏み出せたことに拍手を送りたいと思います。

さて、彼女からのメールを省略しながらも少し紹介したいと思います。

彼女からのメールの要約

(関係者と会って)自分がサッカー関係の仕事に就いたとして、そこで何をしたいのか、きちんと自分自身でイメージできるように、様々なことをお聞きしてこようと思います。普段は何事に対しても緊張や不安ばかりがあるのですが、今回の訪問に対しては、緊張するというよりも、とても楽しみでワクワクしています。

もう一方のチームの関係者の方はいまだ見つかっておりません。ですが、ファンによるHPの掲示板等を見ていて、クラブを運営していくには、まず資金が必要で、そのためには観客を多く呼び込まなくてはいけないということを知りました。クラブを運営するためには、まず資金面という厳しい問題があることを知り、少し現実の厳しさを知りました。このことに関しても、チーム関係者にお会いした時に、お聞きできればと思っています。

以上

前進している感じがして、とても嬉しいです。これを読んで、少しでも「行動」を起こす方が出てくれば嬉しいです。

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就職→創職?

先日、大阪体育大学のスポーツマネジメント系のゼミにお邪魔させて頂き、学生の前でお話をさせて頂く機会に恵まれました。いつもお話をさせて頂いている通り、新卒でのこの業界への就職は難しいという話をさせて頂きました。

最近好んで使っている言葉に「創職」という言葉があります。「職」に「就く」のではなく、自ら「職」を「創り」ましょう。という意味です。何も起業しなさいと、言っているわけではありません。企業に属していても、新しい企画を立てたり、新しい取引先を探して来たり、とにかく自分のクイブチは自分で創りましょう、という意味です。それくらいの気概が無ければスポーツ業界を発展させて行く事は難しいのではないでしょうか?

多くのスポーツ系の企業では、やはりビジネスを「創り出せる人」を探しています。これは学校を卒業したばかりの方には難しい仕事です。ですので、一旦社会に出て頂いて、色々な経験をした上で、スポーツにおいて仕事を「創り出せる」様な人材になって頂ければと思っています。

スポーツバカや競技バカではなく、色々な視点からスポーツを捉える事が出来るようになれたら素晴らしいのではないでしょうか。

かく言う私もまだまだビジネスの素人。こういう話をしながら自分自身を追い込んでいます(苦笑)。

ゼミの先生が最後に印象的な事をおっしゃっていたので、学生の皆さんに役に立つのではないかと思い、紹介させて頂きます。

「学内に留まらず、ドンドン外に出てください」

その通りだと思います。外の世界で他の大学生と知り合う事、既にスポーツ業界で働いている方と話をし何かを感じる事、非常に大切だと思います。私もスポーツ業界という枠に囚われずドンドン外に出て行って色々と勉強していかなければと改めて感じました。

先生、今回、この様な機会を与えてくださいまして、ありがとうございました。また、今回、この出会いを創って頂いた、H氏、ありがとうございました。

スポーツ業界を目指す学生向けの過去の記事は書きの通りです。古い方から読んで下さい。
http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-category-9.html

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スポーツ業界を目指す学生へ(ある学生とのやりとり)Part2

前回からの続きです。

http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-entry-275.html

私:

偉そうな事を言って申し訳ありませんでした。この前の質問にはなかなか答える事が出来ないと思います。答えがあれば既に誰かがやっているからです。ただし、自分なりにどうしたらそうなるかを考える必要は絶対にあると思います。

そのためには現状把握が必要でしょう。現状把握にはどうすれば良いか。本を読むこと、観察する事、そして、人に聞く事でしょう。

地元のクラブチームに関わっている方に会うことは出来ませんか?近隣にもJを目指すチームがあると思います。そういうところで関わっている人に会うことは出来ませんか?どうやって?人づて、HPから、ブログから。SNSやってますか?SNSの中にも関係者の方は多くいらっしゃると思います。そういう人にメールを出したらいかがですか?一昔前より、関わっている人を見つけ出すのは容易になったのではないでしょうか。

色々な方法を試してください。

学生:

大変貴重なアドバイス、ありがとうございます!

以前受けた質問に答えられず、焦っていましたが、まずは現状把握ということを教えていただき、まず自分のすべきことが少しですが見えてきました。

まずは、関係のある方を探してみたいと思います!

私はSNSもやっているので、考えてみればいろんなところにきっかけはあったのだと思いました。

以上

【推薦図書】
http://norimoto.blog46.fc2.com/blog-category-4.html

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